この記事の内容
この記事では、空想ゲーム探偵のクリアデータを集計している。
また、最後の選択肢でどの選択が一番選ばれたかも集計しているので、ぜひ本編を一度プレイしてから読んでほしい。
・空想ゲーム探偵
https://hothukurou.com/game/Mystery/index.html
AIと一緒に制作したよ よかったよ
本ゲームは、一日でゲームを作るイベント「あほげー」にて制作したゲームである。
せっかくの機会なので「AIと一緒にゲーム制作するためにはどうしたらよいのか」というテーマを掲げて制作した。
AIと制作した時の体験談はこちらにまとめたので興味ある方は是非読んでみてほしい。
普段このクリア率集計の記事は、この章で制作秘話を書いていくのだが、上記記事でほぼすべて書ききってしまったので、早速だが本題のクリア率を公表する。
早速クリア率集計!
早速クリア率から見ていこう。
制作記事でも書いたが、AIが思いついたシナリオのアイデアをゲームとして成立させるために、深夜のクソ眠い3時間で手癖で作り上げたゲームである。ゲームの楽しさを最後まで引っ張れたかどうか正直不安なところであるが、果たして・・・!
ちなみに計測期間は2022/10/9~10/13である。
クリア率
探索パートクリア率:96.9%
RPGパートステージ1開始率:87.93%
完全クリア率:69.04%
最後まで遊んでくれた人が7割もいるという結果となった。
これは思った以上に高い結果となる。
徹夜でゲーム制作していた頭ではわからなかったが、一晩寝てから改めてプレイしてみると、なるほどこれは放置ゲーとしても面白いゲーム性になっている。
敵を倒した時の感触が気持ちよくできているし、何より経験値表示を画面中央に持ってきたため、経験値稼ぎがわかりやすい。
前から試していたテクニックではあるのだが「上がって気持ちのよいステータスは画面中央に貼り付ける」というUIがとてもうまく言った格好である。
過去作「アゲアゲ君シリーズ」のゲームでもこの手法はかなり使い続けているが、今回のようなリアルタイムで状況が進行していくゲームでは非常にお勧めのUIである。
一応戦略性を負荷するために、「戦況を有利にする宝箱」が出現するようにしたので、タイムアタックに挑む諸君はぜひこの宝箱によるステータスアップを利用してほしい。
バットエンド到達率
次に、序盤の探索パート直後にバッドエンドに到達した割合である。
彼女が愛の告白をしてきた後の以下画像の選択肢で「別にそんなんじゃないし」と彼女の愛に否定的な回答をすると見られるエンディングである。
この選択肢を選ぶと彼女に撲殺されるバッドエンドとなる。正直見えている地雷なので、これを選ぶのは「好奇心から、わかっていて選んだ人」であろう。その割合を公表する。
バッドエンド到達率:60.99%
まあまあ多い。まあ、気軽にリトライできるので、とりあえず寄り道をしてこの選択肢を選ぶ人が多いようだ。こういう選択肢は個人的に大好きなのでこれからも入れていきたい。
最後に、完全クリア時の3択である。
この選択肢は公開後1日経ってから追加したので、もしかしたらまだ見ていない人もいるかもしれない。ver.1.0.2からクリアすると以下画像のような選択肢が出てくるようになったのだ。
この選択肢のどれが一番選ばれているのかを集計したのでこれから発表する。
ちなみに3択は以下の意図で設定した。
・二度寝して彼女に逢いに行くことにした
→良い夢をみたら二度寝して続きをみたい。
・夢の女性の姿を描くことにした
→夢の経験を現実に投影したい。
・目覚ましにランニングに出かけた
→夢は夢、現実でしっかり成果を上げることが大切と思う。
そして、実際に選ばれた選択肢の回数を記録した結果が以下となる。
ほぼ均等に選ばれているようである。一応、二度寝して彼女に逢いに行く人が頭一つ抜けている。
大方の予想通りかと思う。そりゃあいい夢をみたらみんな二度寝してしまうものである。
ちなみに二度寝すると、直前の夢とは全く関係のない夢を見ることもセットであるある話かと思う。この選択肢を選んだ人にはそういうエンディングを用意した。夢の再現性って難しいものである。
まとめ
今回は急ピッチの製作の割には、そこそこ面白いゲームが出来上がったのではないか。
完全クリア率7割というのは、今回のプレイ難易度から見ると結構高い数値である。前回制作したおばけ娘のパズルゲームはクリア率が25%だったことを考えるとその差は歴然である。
振り返ってみると「レベルを上げればそれだけサクサクと進めるようになる難易度」であるため、諦める要因が少なかったのではないかと思う。
放置ゲームと呼ばれるゲームジャンルが流行っているのも「気持ちよくレベルアップしてずっと遊べる」ことが求められているからだろう。
今後の参考にしつつ難易度調整を行う。制作者のサガとして、どうしても難しい部分を入れたくなっちゃうんだけどね!