やっぱり難しすぎた!?怖いおばけも可愛くしたら問題ないよね! 地獄の廃墟旅館編のクリア率解析

9マスしかないパズルなのにかなり難しいぞ・・・!

この記事は「怖いおばけも可愛くしたら問題ないよね! 地獄の廃墟旅館編」のクリア率解析と振り返り記事です。

まだこのゲームをプレイしていない人は以下リンクからぜひ挑戦してみよう。

https://hothukurou.com/game/ObakeGirl2/index.html

想像だと簡単そうだったけど、作ったらガチでむずかったパズルゲーム

実際に遊んでもらえるとわかると思うのだが、このパズルゲームは前作よりもはるかに難しい。

前作は6×6の36マスだった。今回は3×3だから手軽に遊べるようになったかなと思っていたが、「9マス全て通ること」というルールがめちゃくちゃ難しかったようだ。

十字マス、カーブマス1、カーブマス2の3種類を9マスに埋めて線をつなげるだけのパズルなのに、なんでこんなに難しかったのか。

当初は4×4マスでテストプレイしていたのだが、少し遊んで「これをプレイさせるのはかなり厳しいのではないか・・・」と思いなおして、3×3マスだけの構成でステージを組みなおした。

それでも難しい。慣れればいけるのだが、コツが必要だ。

これよりも簡単な2×2パターンは2パターンしか構成がない。今考えれば正方形のマスパターンにこだわらずに2×3や3×2でステージ数を増やす方がよかったかもしれない。

今回は、先にステージクリア率を紹介して、その後で「3×3線つなぎパズル攻略法」を紹介していく。

クリアデータ解析

今回は公開翌日2022/09/03(土)のプレイヤーのゲーム進捗状況をまとめた。

チュートリアルステージは1~4STAGEで、本編は5~22STAGEまである。

まず気になるのは、STAGE4到達前に離脱している割合が多いことだ。

STAGE4到達の減少率が多いということはSTAGE3のクリアをあきらめた割合が多いことになる。

STAGE3から3×3マスになるので、難しくなったことが原因だろう。

全てのマスを通すことと、「ずばり答えそのものであるヒント」を提示しているにもかかわらず、ここで離脱する割合が比較的多かった。

このポイントが「このパズルは自分に向いていない」と見切りをつけるタイミングだった可能性もある。パズルゲームは継続率が個人の趣向にかなり依存するのでしょうがない部分もある。

ちなみに、本編の廃旅館編でも、STAGE7以降の離脱率が多い。2×2パズルがめちゃくちゃ簡単でほぼすべての人が突破している一方で、 3×3パズルが結構難しく、各ステージごとに10%程度の離脱率があるようだ。

最終的に全ステージクリアした割合は

驚異の24.59%!

めっちゃ少ない!これをクリアできた方は相当なつわものだろう。

前作のクリア率は49.46%と二人に一人がクリアできていたので、前作に比べてかなりクリア率が減少していることになる。

こりゃあまずい。様子見て「狐の怨霊が落ちてくる速度を減らす」などの対応を後日加える予定だが、きちんとコツをつかめばクリアできるようになるはずなので、

ここからは本編で入りきらなかった「これだけ覚えればどうにかなる攻略情報」を描いていきたいと思う。

(22/09/18追記:クリア率上昇させるための要素を追加して、その結果をこのページ下にまとめた。)

これで完璧!3×3線つなぎパズル攻略!

今回出題するパズルは、「スタートとゴールの位置」に応じて4パターンに分類できる。

(1)スタートとゴールが真ん中にある。 (めちゃ簡単)

(2)スタートとゴールが反対方向の端にある。(STAGE7,8の2パターンしかない)

(3)スタートとゴールが同じ端にある。(2パターンしかない)

(4)上記以外(8パターンもあるし、難しい)

順に見ていこう。

(1)スタートとゴールが真ん中にある

スタートとゴールが真ん中にあるパターンは4パターンが該当する。

実はこのパターンの違いは下図の赤枠2か所しかない。下図を見てみよう。

赤枠以外は全部配置が同じ。しかも、更に面白いことにさらにその2マスには何をおいてもクリアできる。

実際に見てみよう。

まず四隅を設置する。ゲーム本編の敗北時解説でも述べたが、この四隅はスタート・ゴール地点ではないため、全てのカドに、対応するカーブマスを配置する。

例えば左上ならば、下と右をつなぐカーブマスを置くことになる。これ以外を置くと行き止まりになってしまうからだ。

四隅を設置したら、次に中段二段目には十字マスを3つ配置する。

スタート・ゴールが中央にある時は中段に段目は十字マスを設置するパターンしか存在しないのだ。

ここまで設置すると、9マス全てがスタートからゴールにつながり、自動的にクリアとなる。

スタートとゴールにあるマスの設置をまだしていないと思うが、この2マスは残ったマスを設置すればどうやっても必ず9マス繋がってクリアになる。

四隅カド揃えて、直線3つを中段にそろえればOK」と覚えておこう。

これだけなので、中央にスタート・ゴールがあるこのパターンは比較的簡単に攻略できる。

(2)スタートとゴールが反対方向の端にある

これはSTAGE3,4とSTAGE7,8で登場するのだが、上2パターンが解法になる。

STAGE3,4にはそのまんま答えのヒントが書いてあるので、そう悩むことはないだろう。

STAGE7,8も同じ構成なので、あまり悩まずに攻略できるはず。

STAGE3,4,7,8以外ではこの形は登場しないので、正直気にしなくてもよい。

(3)スタートとゴールが同じ端にある

このパターンも2パターンしかないので、暗記してしまおう。

この形が出題されたら、とりあえずどちらかのパターンでうまくいくか試して、それがダメならもう片方のパターンを試すとよい。

面倒なら、赤色線なら上でくねくね、青色線なら下でくねくねと覚えてしまう手もある。

(4)上記以外

8パターンもあるため、これが一番めんどくさいだろう。

このパターンが一番面倒だが、攻略の手順を説明していく。

まず、3つの隅は対応するカーブマスで確定。

次に、十字マスの数を確認する。

十字マスが5つあれば、「の」の字か、その上下対称形で確定。

まだ動かしていないカーブマスが1つしか残っていないはずなので、それを赤枠のどちらかの位置に設置すればクリアできる。

もし十字マスが2個しかない場合は、以下二つのパターンで確定。

独特な形をしているので、この形を目指して揃えていく。

真ん中にスタート・ゴールがあるマスの近くで来るっと回る形になるのが特徴的。

ちなみに十字マスが3個ある場合は、似ていますが以下の形になる。

真ん中にスタート・ゴールがあるマスの近くで来るっと回る形になるのですが、その時交差がある。

最後に、十字マスが4個あるときは以下の形になる。

N字・左右対称のN字みたいな形になる。頭にいれておこう。

長くなりましたが、以上で全てのパターン紹介が紹介できた。

一度には覚えられないとは思うのだが、一度このパターンの特徴を抑えておくだけでだいぶ解きやすくなるかと思う。

(22/09/18追記)固定マス機能を追加した

本ゲームサイトにおいて一番大事な数値はアクセス数であり、これは面白いゲームを作れば作るほど高くなるものである。

クリア率がある程度高い方がプレイヤーの満足度は上昇して、ゲームの面白さは高くなる傾向があるので、クリア率はある程度は上げておいた方がよいと考えている。(※実測した訳ではないのだが・・・!)

今回はさすがにクリア率が低すぎたので満足度は高くないと考えている。クリア率を上げるためだけならば、ステージ数を1/4にすれば解決するだろうが、この方法では満足度は高くならないだろう。

この満足度を高めつつクリア率を高める方法として、「クリアまでの考え方をサポートできる機能」を追加した。それが、「特定のマスを固定マス化して、クリアまでの配線をサポートする」機能の追加である。

赤い部分が固定マスであり、これははじめから正解の位置に設置されていて、動かすことができないようにした。

危険色でよく使われる赤色で固定マスを示すのは何か誤解を生みそうなので、正式公開するときはこの赤表示を青表示に変更した。 

今までは「どのように攻略するのかという指針がないため、何からやってよいかわからない」というプレイヤーのモチベーションダウン要素があったのだが、これに固定マスを追加することで「ゴールまでの線の指針が明確化できた」ため、プレイヤーののモチベーションを維持する効果があるのではないかと思う。

人は目的を達成する上で、ある程度は行動指針が明確化した方が楽しく作業できるのだろう。

逆に行動指針が曖昧な状態で、手探りで作業することを苦手としている人は多い。

なので、ほどよく目的を達成するための行動指針を明確化することはゲームを楽しくするために必要な要素なのではないかと思う。

さて、この固定マスを追加することでクリア率がどのように変わったのかを見ていこう。

固定マス追加によるクリア率変化

さて、この固定マス追加機能によるクリア率の変化を計測した結果がこちらである。

固定マス追加前後の5日間の「タイトルのゲーム開始ボタンを押した人数」から「全ステージクリアした人数」で算出した。(のべ数ではないので、1人1カウント。)

2022/09/05~09/09のクリア率

クリア率:24.34%

2022/09/12~09/16のクリア率

クリア率:57.36%

素晴らしい成果である。前回の二倍以上のプレイヤーがクリアできている。

本ゲームは連作のキャラゲーという側面もあるので、次回作を作ることを考えるとクリア率はこのくらい高い方が良いだろう。

まとめ

以上で、クリア率集計と攻略法のまとめを終える。

あまりにも難しすぎたので、次回はもうちょっと簡単な仕組みのパズルを考える予定だ。

今後のシナリオ展開は一通り決めており、話のオチまで構想はまとめているのだが、次回作は時期を置いて、来月は一旦別ジャンルのゲームを制作しようと思う。

これは、パズル以外でゲーム性を重視したゲームを作りたくなったからだ。

「怖いおばけも可愛くしたら問題ないよね!」シリーズは今後も衝撃のシナリオ展開がしばらく続く予定なので、お楽しみに!

それでは線つなぎパズルの攻略、頑張ってください!

・怖いおばけも可愛くしたら問題ないよね! 地獄の廃墟旅館編

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