写真を動かして美味そうな煮物を立体的に見せよう

想像してください。

写真に写ったものが立体的に飛び出てきたら、嬉しいですよね。

 

そりゃあ嬉しいでしょう。お手持ちの料理本から美味しそうな料理が飛び出して来たら、見ているだけでお腹も膨れて食費ゼロ生活。黄金伝説もビックリ。

それどころか、ちょっとえっちな漫画から二次元の美少女を飛び出すなんてことも・・・!

そんなビューティフル・ライフの第一歩として、今回は煮物を立体的に見せてみようと思います。

ブリの煮物

(ぱくたそ https://www.pakutaso.com/20151134329post-6324.html )

まずはブリのあら煮の写真を用意してください。

美味しそうな写真がいいです。賢明なあなたなら「どんな画像でもええんちゃう?」と気が付いたと思いますが、正解でございます。

これを、photoshopの力で皿と背景に分けます。

 

windows10 付属のペイントソフト「paint3D」の消しゴムを使って力技で分離してもいいでしょう。

 

 

そして、皿を真横に引っ張りつつ、上に少しずつ上げていきます。

すると・・・。

 

ブリのあら煮が立体的に見えます。

 

しかし、これだと「机が白飛びしていて、立体感が伝わりずらい」問題があります。

せっかくなので、背景の机を別の写真に変更してみましょう。

(写真AC https://www.photo-ac.com/main/detail/168159?title=%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B

 

暖色系の背景に変えたので、煮物の色も暖色系に合わせましょう。

背景を動かす

ところで、背景はどのように動かせばよいでしょうか。

この立体感は「カメラが上から下に向かって移動する」動きを再現しています。

 

カメラが落ちていくと、背景も上から下に移動していくはずです。

ところで、カメラに画角があるため、奥行がある方が広い範囲を画面に収めることができます。

同じ距離進んだとしても、奥行がある方が「画面内での移動距離」が少なくなるため、背景は煮物よりもゆっくり移動すればよいことになります。

上の図にある二本の赤矢印は同じ長さですが、カメラから見た奥行が異なるため、画面全体の長さから見た赤矢印が占める割合は小さく見えます。

電車から外の風景を眺めると、遠くのものほどゆっくり動いているように見えるのはこのためです。

ということで、今度は手前にある皿を横に引っ張りながら下げつつ、背景をゆっくりと降ろしてみます。

実際にやってみみると・・・こうなります。

 

多少皿がテーブルを滑ってるように見えなくもないですが、そのあたりは微調整です。人力で頑張りましょう。

カメラの画角とか、被写体との距離とか、きちんと計算すればそれっぽい移動量は計算できるのですが、めんどうなので・・・!

 

これで技術的な内容は全て説明が終わりました。ここからは蛇足となります。

さて、ここまで読んで聡明な貴方は気が付いたことでしょう。

「何でこんなことをしてるんだろう」と。

 

実はこれ、ゲーム制作の技術研究の一環でテストしていたものだったのです。

ファイナル〇ァンタジー10のオープニング、ザナル〇ンドをバックに小高い丘にキャラクターの武器が刺さっているシーンがありましたよね。

 

あの悲しげなBGMをバックにカメラが上から下へスクロールしていくシーン。

この間、居酒屋で生ビールを流し込みながら唐揚げの皿を見ていたらふと、

「ご飯のおかずで再現しても感動するんじゃないかなあ」と思いまして、

実際に試してみた次第であります。

 

この技術は実際にゲームのオープニングの掴みで使って見ました。

・アゲアゲ君と僕の上司の衝撃的な告白

僕の上司が退職した。その理由は、未来から来た暗殺者に殺されそうになったから。謎が謎を呼ぶ急転直下の痛快奇天烈ストーリー。僕の上司とアゲアゲ君の物語。

 

どうでしょうか。なんだかキニナルOPになったのではないでしょうか。

脳内に疑問符が3つくらいついたのではないでしょうか。

 

結論:煮物を立体的に魅せると魅力的に見える

いかがでしたか。unityのような3Dレンダリングを簡単に操作できるようになった今でも、こういったローテクは何かで使える機会もあるかもしれません。

蛇足が詰まった文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

ゲームの方も実際に遊んでいただけると幸いです。1プレイ5分程度で脳みそがシャっきりするようなゲームになっています。

 

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僕の上司が退職した。その理由は、未来から来た暗殺者に殺されそうになったから。謎が謎を呼ぶ急転直下の痛快奇天烈ストーリー。僕の上司とアゲアゲ君の物語。

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