カロリー上等!「エルビスサンド」を作って食べる

休日に普段食べない料理を作ろう

みんな大好き休日!!!平日忙しい時にはできなかった楽しいことをたくさんやろう!!!

そんなことを思っていたはずなのに、休日はついダラダラと惰眠をむさぼりつつ、ボーっとスマホでyoutubeを見てしまう。

なぜそんなに休日はダラダラしてしまうのか。どうも脳内を休日モードに切り替えていないからなのではないか。平日バリバリ働いた後、明日から待ち望んでいた休日だ!と急に休もうと思っても脳が混乱して「休日に遊びまくるモード」にはならないのかもしれない。

ならば切り替えスイッチを意識的に発動させよう。具体的には普段やらないことをすれば、脳がしっかり休日用の回路に切り替わるはずだ。

ということで、今回は普段食べない料理を作る。具体的にはアメリカのロック歌手であるエルヴィス・プレスリーがおふくろの味として愛してやまないエルビスサンドを調理する。

このエルビスサンド、ピーナッツバター・ベーコン・バナナといった高カロリー具材をサンドしてバターで揚げ焼きするという超高カロリー食として有名で、このサンドによってエルヴィスは太ってしまったといわれている。今回はこれを調理して食べる。塩味のベーコンに甘いピーナッツバターとバナナを合わせる感覚がとてもアメリカ感で最高だ。こういう異国情緒あふれるものを食べて頭を休日に切り替えていきたいところ。

食材を並べて下準備する

ということで早朝のスーパーで材料を買ってきた。材料はどれも安いものばかりなので、気楽に調理できる点が大変メリットである。こういう食材のサステナビリティさも毎日作れるおふくろの味の所以なのかもしれない。
ちなみにピーナッツバターはピーナッツクリームで代用した。こっちの方が2倍くらい安かったし、量が少ない商品がこれしかなかったためである。普段ごはん食メインの自分がピーナッツバターを今日以外で使うことはないだろうという高度な政治的判断に基づいて決定した。以降、これをピーナッツバターとして扱うので誤解なきように!

机の反射で作者の顔が見えている点についてはご容赦いただきたい。

さて、バナナをカットする。社会人になってからフルーツをめっきり食べなくなった。

外食で頼んだメニューについてきたら食べる程度であり、自主的には食べない。フルーツの皮をむいたり包丁で切ったりする行為が面倒すぎて自分では買わないのだ。同じデザートであればどうしてもケーキやアイスなどの加工物に手が伸びる。

バナナの皮をむいて切る。実物のバナナよりもマリオカートのバナナの方が多く見ている気がする。

バナナを焼く。子供のころはフルーツといえば生で食べるものと教わっていただけに、フルーツを焼くという概念は未知の感覚でとてもワクワクする。今度は包丁にはっきりと作者の顔見えちゃってますね・・・。

しばらく焼いていくとバナナの甘い香りと共に焦げ目がついてきた。これだけでうまそう!!!

続いてベーコンも焼いていく。本当はカリカリにしたかったのだが、予想以上に油が跳ねてきて周囲の掃除が面倒になってきたのでほどほどに焼き上げる。調理で一番面倒な工程は後始末の掃除であるので、飛び散った油にちょっとテンションが下がる。

パチパチと油が跳ねるベーコンを見ながら、物思いにふける。

平日は仕事帰りに手を込んだ料理を作る余裕がないので、たまの休日にこういう料理活動をしながら料理をするのはよい気分転換になる。ゲーム制作を副業と位置付けて毎月制作公開するようになってからもう5年ほどになる。業績は苦労しつつも年々好調だ。最近妻が朝方になったことで、自分もそれに倣って平日は早起きしてゲーム制作してから出社するようにしているが、慣れてみると仕事帰りの疲れた身体でゲーム制作するよりも数倍効率的に動けている気がする。ちなみに、この後も新作ホラーゲームのステージ制作を行って土日が過ぎていく。ストーリー部分はゲームが面白くできてから作り出す予定だが、映画「パプリカ」や「このテープ持ってないですか」のような「文法はあってるが意味不明な文章」をホラー要素に使う予定なのでただいま絶賛勉強中である。

さて、そんなこんな考えていたらベーコンが焼けたので、いよいよ具材を挟んでいく工程になる。

具材を挟んで焼くだけ!

さて、いよいよパンにピーナッツバター(ピーナッツクリーム)を塗って、具材を挟んでいこう。

そして具材を乗っける!なかなかよい眺め。

そして焼く!!!!!!!!!!!

ここで気が付いたのだが、なんと冷蔵庫にバターが残っていなかった!!!!

しまった!!!!と焦ったが、ここは健康志向でオリーブオイルで焼いていくことにする。そういえば揚げ焼きレベルで油必要だった気がしたが、適量の油で焼き始めてしまった!まあいいか!

べろんちょとパンからはみ出たバナナが愛嬌ありますね。

程よく焼けたところで、ひっくり返して・・・!

(ここでパンの中身ぶちまけたらどうなることかとめっちゃヒヤヒヤしたけどセーフ!ピーナッツバターと溶けたバナナの粘度でパンの固定具合半端ない!

そして完成したサンドを・・・!

切る!!!!!!(切った断面図でめっちゃバエるから!!!!!)

・・・と思ったが、包丁の切れ味が悪く中々切れない!!!!しまったあああ!!!!

最近包丁研いでなかったああああああ!!!!

全然キレイに切れなかったが、頑張ってギガ・ガガギゴとしたおかげでようやくサンドが二つに割れた。

おおおお!!!!!うまそおおお!!!!!!!!!!!!

そして食べる!!!!!!!!!!!!!

うまいいいいい!!!!!!!!

ベーコンの塩味とバナナの甘味が調和して口いっぱいに広がるよおおおおお!!!!!

ピーナッツバターが全体のおいしさを押し上げていて、とてもうまい!!!!

カロリーの味がするううううう!!!!!!!!

熱で液化したピーナッツバターが解け落ちて手がベッタベタになったけど!!!たぶんこれはピーナッツバターを使わずにピーナッツクリームを使った影響!!!ピーナッツバターはピーナッツの油分でペースト状に仕上げているけど、ピーナッツクリームは水あめや砂糖を使っているから、熱で溶けたんだと思う!!!!!!

でも!!!!それでもついついガツガツ食べられちゃいます。

エルビスサンドっておいしいね

以上でエルビスサンドを作ってみたレポは終了する。休日モードに脳を切り替える刺激として調理してみたが、これだけでは足りないとバ美肉しながら調理を行った。

エルヴィス・プレスリーという名前自体は聞いたことがあったのだが、名前だけなんとなく知っていただけで、プログラミングのエルビス演算子(?:)の語源を調べていた時に具体的な素性を知ったくらいである。「?:」の「:」の部分を2つの目、「?」の部分をリーゼント頭と捉えると、リーゼントで有名なエルヴィス・プレスリーに似ていることからこの名前が付いたということだが、こんな冗談みたいな命名が現代まで語り継がれるのだから、つくづくプログラム界隈は命名がラフに決まるもんだなあと思う。

ちなみに、後日カロリーを計算したところ以下のようになった。

 

ピーナッツバター50g:180kcal

ハーフベーコン8枚:362kcal

バナナ2本:177kcal

パン6枚切り2枚:322kcal

オリーブオイル大さじ2杯:216kcal

合計:1257kcal

あれ・・・?確かに多いけど、そこまで高カロリーかと言えばそうじゃないような・・・。

と思って調べてみると、本場ではピーナッツバターをもっとたくさん塗りたくったり、ハチミツを垂らして作るようだ。あと、ちゃんとバターを使っていたらもっとカロリー上げて行けたはずだ。

ともかく、そんなリーゼント猛々しいエルヴィス・プレスリーが愛したエルビスサンド、みなさんもぜひ調理して良い休日ライフを過ごしてほしい。

ちなみに後日、あまった食材にレタスをプラスした健康エルビスサンドを作ったがこれもまたおいしかったが、ここまで積み重ねるとバナナがポタポタと落ちてくるので注意されたし。

存在しないものを実在すると思い込んでいると、そのうち本当に出てくるらしいですね!!!!

ではまた!!!!