初心者でもできる怖いホラー顔画像の作り方!

夏の猛暑には怖い顔画像でも作って、周囲の度肝を抜いてみませんか・・・。

夏です。やたらとホラーに興味が湧く季節です。怪談や百物語で楽しむのもよいですが、

ここは一つ怖い顔画像でも制作して、周囲を驚かせてはいかがでしょうか。

今回は、怖い顔画像の作り方を説明いたします。

そもそも怖い顔はどのように作ればよいのでしょうか。

現実の社会には何かにつけてすぐに激怒する鬼のような上司がたくさんいる訳ですが、そんな上司に対しての怖さは求めておりません。

このページでは怖い顔制作における試行錯誤と、新たに発見した「おちょなんさんメソッド」について説明いたします。

そして、実際の制作風景動画を通して、あなたのホラー制作スキルを飛躍的に向上させます。

今回獲得したスキルのおかげで、将来の就職に役立つ日がくるかもしれませんので、ぜひ履歴書の「特技・資格」欄に「怖い顔制作」と記入してみてくださいね!

怖い顔ゲシュタルト崩壊

何をはじめるにも、まずは先人の知恵にあやかります。

怖い顔でgoogle検索をかけてみましょう。

・google検索結果

https://www.google.co.jp/search?q=%E6%80%96%E3%81%84%E9%A1%94&rlz=1C1PRFB_enJP462JP462&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiM7uOT25_VAhVDhrwKHYBbDDgQ_AUICigB&biw=1366&bih=589

拒否反応で身震いする方もいると思いますが、ここはなんとか踏みとどまってください。

そして、魑魅魍魎の画像達をまじまじと見つめてみてください。

だんだん怖い画像をみても拒否反応がなくなってきます。

しまいには、何が怖い顔なのかわからなくなってくるでしょう。

いわゆる、怖い顔のゲシュタルト崩壊です。

ゲシュタルト崩壊したあなたにはもう怖いものはありません。

何が怖いのか、基準をなくしたその感性では、ホラー制作において大いなる障害を背負うことになりますが、まあしゃあない、気持ちを切り替えて前向きに生きていきましょう。

とりあえず、画像検索結果から共通項だけ抜き出しましょう。すると、google検索で登場した怖い顔の特徴は以下の点に集約されました。

目がでかい

アイラインとマウスラインが赤

白い歯が見える

ということで、ゲシュタルト崩壊を引きづったまま制作した画像がこちらです。

7/18位まではこの画像をアカズノハコというブラウザゲームで採用していました。

真ん中の点々はドラゴンヘッドからアイデアを拝借しました。

こんな顔と夜中に出会ってしまったら、びっくりしてしまいますよね!

↑上記画像のどこに彼女がいると思いますか?

ところが、この画像を見せびらかして恐怖を煽ろうとしていたところ、知人から

「イラストで書いたのバレバレだから呪いのエレベータと比べてそこまで怖くないですね」

と言われてしまいました。

確かに、見慣れるとそこまで不気味じゃないですね。でもなんか悔しいです。

ということで、この悔しさを解消すべく、ホラー顔画像制作がはじまりました。

そして試行錯誤の結果、簡単に怖い画像を作成できる方法を編み出したのです。

本来ならば日本恐怖学会にでも論文を寄稿したいところですが、そんな学会は存在しないため、次項で説明させていただきます。

おちょなんさんメソッドで怖い顔作成!


この漫画の絵がおちょなんさんです。

おちょなんさんメソッドとはこのおちょなんさんに倣って「人の顔の目だけを縦にして怖い画像を作り出す」メソッドです。

具体的にはもう少し加工を加えるのですが、細かい作り方は次項で説明します。

簡単!怖い顔画像の作り方!

ここで、ホラー画像制作で使っているツールをご紹介します。

お金があればphotoshopを買った方がお手軽に高品質な顔画像を作れると思います。

しかし、このページの読者のほとんどは

「photoshopを買うお金どころか、今月の携帯代さえ苦しい、もしかしたら来月は自分が幽霊になってるかもしれない」

という方だと思いますので、ここでフリーソフトで怖い顔画像を制作する方法をお教えします。

ファイアアルパカ

フリーの高機能イラスト作成ツールです。

顔モデルは友達に頼んで撮影しましょう。(世の中にはホラー画像になりたがるお調子者が一人くらいいるものです。)間違っても、卒業アルバムから無作為に選んではいけません。

フリー素材サイトで「モデルリリースを取得済み(対象人物に許諾済み)」の画像を使用する手もありますが、ホラー画像に加工するというのは、利用規約によっては規約違反になる可能性もあります。

あくまでコンプライアンス第一です。自分自身の顔画像であれば問題ないので、自分の顔画像を撮影して加工するのが一番確実だと思います。

上記の理由により、加工しても怒られない顔画像というのはなかなか存在しないものです。

そこで最近では、AIで自動生成した画像を著作権フリー素材として扱えるところもでてきました。

自動生成AIによる顔画像を使おう!

今回アカズノハコに登場する女性を以下のAI作成素材サイトからお借りすることにいたしました。

・generated photo

https://generated.photos

英語が苦手な方向けの説明記事(利用規約は実際にサイトに飛んで自分でしっかり読んでください)

https://techable.jp/archives/108526

ログインすると、AIが自動生成した顔画像を探すことができます。フィルタ検索によって「顔立ちの傾向、性別、年齢」等が絞り込めるので、好きな画像を選びましょう。

料金体系ですが、個人利用であれば無料、商用であれば1枚あたり1ドル(※現在は価格改定している)です。

実際に画像を1枚購入することにしました。

クレジット情報を入力すれば即購入可能なので、非常に簡単に購入することができました。興味があればぜひご検討ください。

では、おちょなんさんメソッドに従って目を縦にしてパレットの色数を減らしてみます。すると・・・。

(この先は急に怖い画像がでるのでご注意ください)

完成!いろいろ応用しよう!

無事に怖い顔が完成しました!むちゃくちゃ怖いですね!目を90度回転させるだけで、むちゃくちゃ怖い顔を作ることができる、これがおちょなんさんメソッドです。

え?そんなしょうもないワンポイントをどや顔で発表するなって?

おちょなんさんメソッドに頼らずとも、この方法を応用すれば、3つ目や口裂け女が簡単に作れます。

不気味の谷なんて言葉があるように、人と認識できるギリギリのラインが一番怖いはずなので、そのラインを守りつつ、違和感ある怖い画像をどんどん作ってみてください!

以上、学会発表でした。ご意見ご質問はコメント欄より受け付けますのでご査収ください。

おまけ 制作したホラーゲーム

怪奇都市伝説 アカズノハコ (スマホでもPCでも遊べます。ブラウザゲームです。)

https://hothukurou.com/game/PuzzleGirl/index.html

その他制作したホラーゲーム一覧

https://hothukurou.com/#3